強アルカリイオン水について

汚れを落とすということについてはpHが高いほうが効果がありそうなことが分かりました。

ではpHが高いものにはどのようなものがあるのでしょうか?

pHが高い”強アルカリ”として有名なものに苛性ソーダや水酸化ナトリウムという薬剤があります。5%以上のものは劇物としての取り扱いが必要な物質になります。これらの薬剤溶液に仮に誤って手を入れたとすればあっという間にただれてしまう強力な物質になります。

pHが高いと危険だなと思う方もいるかもしれません。しかし我々の身近にもpHが高いものがあります。例えば美肌の湯として知られている埼玉県にある都幾川温泉のpH(水素イオン濃度)はpH11.3と日本で一番高いそうです。換気扇の油汚れを落とすのに使う洗剤もpHが高い部類になります。

薬剤を溶かし込んだ薬剤溶液に対して、ここでご案内している強アルカリイオン水は、電気分解によって強アルカリ化している(pHが高くなっている)という点が異なります。因みに強アルカリイオン水生成装置(ALC-NEWS)で生成された強アルカリイオン水には水酸化カリウムが0.18%の割合で含まれています。電気分解ではなく薬剤を入れることでpHを上げることは可能ですので、強アルカリイオン水を比較する際には中身にどんなものが含まれているのかにも注意が必要です。

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